『スタンド・バイ・ミー』は青春映画の金字塔

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映画「スタンド・バイ・ミー」を観ました。

この作品は、青春映画の金字塔として高く評価されており、第59回アカデミー賞の脚色賞にノミネートされました。

夏の暑い時期に観る映画としてはピッタリで、特に大人の男性が観るとノスタルジーを感じること間違いなしです。

今回は本作に興味がある人向けに、映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじや観た感想を書いていきたいと思います。

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映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじ

作家ゴーディ・ラチャンスはある日、「弁護士クリス・チェンバーズ刺殺される」という新聞記事に目をとめ、少年だった頃をふと思い起こす。

時は1959年。当時12歳だった頃に暮らしていたオレゴン州の田舎町キャッスルロックは、お世辞にも風紀がよい場所ではなかった。

物語を作る才能を持つゴーディ、ガキ大将のクリス、眼鏡をかけているテディ、ノロマで肥満児のバーンの4人は、性格も個性も異なっていたがウマが合い、いつも一緒に遊んでいた。

木の上に組み立てた秘密小屋の中に集まっては、タバコを吸ったりトランプをしたりと、少年期特有の仲間意識で結ばれていた。

ある日、バーンは不良グループの一味である兄たちの会話を盗み聞きしてしまう。

3日前から行方不明になっているレイ・ブラワーという少年が、30キロ先の森の奥で列車に跳ねられ、死体のまま野ざらしになっていることを知る。

バーンがゴーディたちに話すと、「死体を見つければ有名になる。英雄になれる。」と言う動機から、死体探しの旅に4人で出かける。

映画「スタンド・バイ・ミー」の概要と主なキャスト

出典:「ザ・シネマ

映画「スタンド・バイ・ミー」は1986年にアメリカで制作されました。上映時間は84分で、ジャンルはヒューマンドラマとなっています。

主なキャストとして、以下が挙げられています。

  • ゴーディ・ラチャンス(ウィル・ウィートン)…12歳。性格は内向的でマジメ。物語を作る才能がある。両親から冷遇されているため、劣等感を抱いている。
  • クリス・チェンバーズ(リヴァー・フェニックス)…ゴーディの親友。グループのリーダー格。賢い少年で、友達がいじめられていると助けるなどの正義感がある。
  • テディ・ドチャンプ(コリー・フェルドマン)…大きな眼鏡をかけている。粗野で無茶な性格。
  • バーン・テシオ(ジェリー・オコンネル)…少しノロマで太った少年。性格は臆病でうっかり者。

この4人の少年たちが、線路づたいに死体探しの旅に出るひと夏の冒険物語になっています。

また不良仲間のリーダーとして、今は亡きキーファー・サザーランドが出演。

  • エース・メリル(キーファー・サザーランド)…不良グループのリーダー。仲間とともに車で暴走して郵便受けをバットで破壊するなど無軌道に振る舞う。

原作はアメリカのホラー作家、スティーブン・キングの同名小説になっています。

映画「スタンド・バイ・ミー」を観た感想

映画「スタンド・バイ・ミー」は、子供の頃に観た記憶はありますが、当時は何故か気色悪いイメージが先行していたため、ストーリーまで理解しようと思いませんでした。

しかし大人になってから観ると、少年たちの日常を描いたリアリティ溢れる描写に、ノスタルジーや親近感が感じられました。

時の流れは不思議なものです。

少年たちは、旅中で死体を発見。旅の目的は無事に叶えられました。

その後、大人になった作家ゴーディは、友人クリスの死に直面します。

このように、死がテーマとなりそうな作品ですが、劇中からは重たい空気はさほど伝わってきません。

むしろ、少年たちの友情「ひと夏の思い出」を通して成長する過程に重きをおいた映画だと言えます。

またエンディングで流れるテーマソングの曲調も、明るめな雰囲気が漂っています。

映画「スタンド・バイ・ミー」はひと夏の思い出をノスタルジックに描いた作品

この記事では、映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじや観た感想を書いてきました。

子供のころに観た印象と大人になってから観た印象がずいぶん違った作品でした。

今観るとノスタルジックで、子供時代にタイムスリップしたかのような感覚に浸れる作品です。

本作品が気になる方は、ぜひ視聴してみてください。

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