サッカーワールドカップのハーフタイムショーで、圧倒的存在感を放っていたシャキーラ。
彼女がワールドカップで歌うのは、今回で実は4度目です。
本記事では、今大会に歌った「Dai Dai」を含め、シャキーラが世界を熱狂させた4つの曲を時系列で紹介します。
最後まで読むと、なぜFIFAは彼女を起用し続けていたのか理解できるはずです。
ワールドカップで歌っていたシャキーラって何者?

ワールドカップで歌っていたシャキーラは、一体何者なのでしょうか?
ここでは、3つの視点から深掘りします。
1.「ラテンポップの女王」と呼ばれる超大物
シャキーラは、コロンビアのシンガーソングライターで「ラテンポップの女王」と呼ばれる世界の超大物です。
彼女による総売り上げ枚数は、世界トータルで9,500万枚以上を記録し、コロンビア出身アーティストとしては、史上最高の売り上げを誇っています。
主な受賞歴として以下が挙げられています。
- 第49回グラミー賞(2007年):『Fijación Oral, Vol. 1』が「最優秀ラテン・ロック/オルタナティヴ・アルバム」を受賞。
- 第67回グラミー賞(2025年): 『Las Mujeres Ya No Lloran』が「最優秀ラテン・ポップ・アルバム」を受賞。
また、本場のラテンミュージックを対象とする「ラテン・グラミー賞」においても常連で、過去に「最優秀アルバム賞」「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」など数々の部門を受賞しています。
2.ラテンと中東の魅力を併せ持つアーティスト
シャキーラは、ラテンの熱気と中東の妖艶な魅力を併せ持つアーティストです。
父親がレバノン系(中東)×母親がコロンビア出身の血を引いているからです。
特に、中東・アラブ地域で受け継がれてきた伝統的なベリーダンスは、ハーフタイムショーの妖艶なパフォーマンスで発揮されていました。
3.実は超マルチリンガルで知性派な頭脳
シャキーラは、実は超マルチリンガルで知性派な人として知られています。
スペイン語(母国語)や英語はもちろん、ポルトガル語、イタリア語、フランス語。加えて、カタルーニャ語まで話すことができます。
つまり彼女は、言語に関しても類まれな才能を持っていると言えます。
シャキーラがワールドカップで歌った歴代【全4曲】を紹介!

ここから、シャキーラがワールドカップで歌った歴代【全4曲】を紹介していきます。
彼女は2006年大会から今大会まで4度出場しています。
①2006年 ドイツ大会(決勝戦直前)
🎵 曲名:『Hips Don’t Lie (Bamboo)』
シャキーラの名を世界中に知らしめ、ワールドカップ(W杯)の象徴へと押し上げた記念すべき最初の楽曲です。
記録的な大ヒットを記録した原曲を、W杯決勝戦のためだけに特別アレンジして披露するという異例の演出が行われました。
決勝戦の直前、ベルリンのスタジアムで披露されたパフォーマンスは圧巻の一言。
ラテンのリズムに黄金の衣装と妖艶なベリーダンスが融合し、緊張感漂うスタジアムを一瞬で熱狂のライブ会場へと変え、世界中の視聴者の目を奪いました。
「シャキーラ×ワールドカップ」という伝説は、まさにこの一曲から始まりました。
②2010年 南アフリカ大会(開会式・閉会式)
🎵 曲名:『Waka Waka (This Time for Africa)』
歴代のワールドカップ公式ソングの中で、最も世界中で愛され大ヒットした「絶対的アンセム」です。
アフリカの伝統的なリズムとキャッチーなメロディが融合し、言語や国境を超えて誰もが踊り出せる楽曲と言えます。
サビの「Waka Waka」に合わせて手を合わせるダンスは世界中で大ブームとなり、YouTubeの再生回数は現在38億回を突破。
開会式と閉会式の両方で披露され、アフリカ大陸初の大会を象徴する音楽となりました。
そのため『Waka Waka』は、ワールドカップ史上最高の金字塔ソングといっても過言ではないでしょう。
③2014年 ブラジル大会(閉会式)
🎵 曲名:『La La La (Brazil 2014)』
『La La La (Brazil 2014)』は、開催国ブラジルの熱気とサンバのリズムを見事に表現した、情熱あふれるナンバーです。
開催地のカルチャーを最大限にリスペクトし、スタジアム全体が揺れるような一体感を生み出すサウンドです。
閉会式では、開催国への愛を込めて圧巻のダンスパフォーマンスを披露。
サッカーの美しさと熱狂を、力強いビートで表現し、世界中のシャキールファンの胸を打ちました。
3大会連続の出演となり、「ワールドカップの歌姫」としての地位を不動のものにした一曲といえます。
④2026年 北中米大会(決勝ハーフタイムショー)
🎵 曲名:『Dai Dai feat. Burna Boy』
12年ぶりのW杯帰還となり、大会史上初の「決勝ハーフタイムショー」という歴史的偉業を飾った最新の話題曲です。
世界的なアフロビートのスター、バーナ・ボーイとのコラボにより、従来のラテンサウンドをさらに現代的に進化させています。
「泥と涙から、黄金を生み出す」という歌詞の通り、選手たちが泥だらけになりながら涙を流して、頂点を目指す戦いを称える熱いメッセージが込められています。
世界最高峰の舞台で見せた妖艶なパフォーマンスは、12年のブランクを感じさせませんでした。
このように『Dai Dai feat. Burna Boy』は、新しい時代のワールドカップに刻まれた名曲といえるでしょう。
シャキーラがワールドカップに関連し続けている理由

FIFAがシャキーラを起用し続けるのは、単なる人気ポップスターだからではなく、「言葉や国境を超えて世界中をひとつに束ねる力」を持っているアーティストだからです。
ワールドカップは地球規模のイベントであり、特定の国や文化だけに偏らない「圧倒的なグローバル性」と「失敗が許されないステージパフォーマンス」が求められます。
- 【多文化なルーツ】: コロンビアと中東の血を引き、スペイン語・英語・ポルトガル語などを操る彼女のサウンドは、南米・欧州・中東・アフリカまで世界中のあらゆる人々に親しまれます。
- 【圧倒的なライブ能力】: 激しいベリーダンスを踊りながらも、ブレない生歌とカリスマ性は、数億人が見守る生放送の緊張感の中でも楽しめるショーを期待してくれます。
- 【楽曲の発信力】: 『Waka Waka』が大会終了後も何十年と世界中で聴かれ続けているように、大会のブランド価値を長期的に引き上げる力があります。
このように、FIFAにとってシャキーラは、単なるゲスト歌手ではなく、「ワールドカップの熱狂と多文化の象徴」として欠かせない唯一無二のパートナーと言えます。
シャキーラがワールドカップで歌った歴代【全4曲】|まとめ

今回は、シャキーラがワールドカップで歌った歴代【全4曲】を紹介してきました。
彼女は、2006年から2026年まで20年間にわたり、ワールドカップの歴史を音楽で彩り続けてきた「絶対的アンセムの女王」です。
コロンビアと中東のルーツを持つ彼女の多文化サウンドと圧倒的パフォーマンスが、国境を超えて、世界中を熱狂させてきました。
伝説の始まりとなった『Hips Don’t Lie』から、世界的大ヒットの『Waka Waka』、情熱的な『La La La』、そして2026年の『Dai Dai』まで、どの曲も大会の記憶と共に残る曲ばかりです。
ぜひ今回ご紹介した4曲を聴き返して、ワールドカップが持つ熱狂と感動を音楽から体感してみてください。
下記リンクは『Waka Waka』が収録された大ヒットアルバム『Sale El Sol』。ラテンと中東の熱気が詰まったシャキーラ屈指の名盤です。
シャキーラの音楽が、ワールドカップを彩ってきたように、サッカーも映画の世界で多くの人を魅了してきました。ペレとスタローンが共演するサッカー映画『勝利への脱出』もおすすめです。




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