映画「マイ・インターン」を観ました。
本作品は、若いキャリアウーマンの女性と彼女に仕える老紳士との友情物語です。
最初はぎこちない師弟関係でしたが、徐々に打ち解けていき、公私において最高のパートナーに変わっていくヒューマンコメディ映画です。
今回は、映画「マイ・インターン」のあらすじと観て感じたことを書いていきたいと思います。
1.映画「マイ・インターン」の概要と主なキャスト
本作品は2015年に制作された映画で、ジャンルはコメディかつヒューマンドラマとなっています。
監督は「恋愛適齢期」や「ホリデイ」を手がけたナンシー・マイヤーズです。
主要人物
- ベン(ロバート・デ・ニーロ)…ジュールズ直属のインターンとして働くことになる老紳士。
- ジュールズ(アン・ハサウェイ)…女性向けファッションのネット通販サイトを立ち上げ、瞬く間に会社の規模を拡大させたやり手の女社長。
会社のスタッフ
- キャメロン(アンドリュー・ラネルズ)…会社のナンバー2で、ジュールズの腹心。
- ベッキー(クリスティーナ・シェラー)…ジュールズの秘書。経営学を修めており一日14時間働いているが、ジュールズに認められないことに心を痛めている。
- ジェイソン(アダム・ディバイン)…恋人ベッキーがいるのに、彼女のルームメートと浮気をしてしまったため、ベンに恋愛相談をする。
- デイビス(ザック・パールマン)…太めの性格で、ベン達と一緒に入社した新人スタッフ。
- ルイス(ジェイソン・オーリー)…男性スタッフ
- フィオナ(レネ・ルッソ)…会社の専属マッサージ師。ベンと交流を重ねていくうちにデートをするようになる。
ジュールズの家族
- マット(アンダーズ・ホーム)…ジュールズの夫。かつてはマーケティング会社の優秀な社員だったが、ジュールズが会社を立ち上げた際に、専業主夫となって娘のペイジを育てている。
- ペイジ(ジョジョ・クシュナー)…ジュールズの娘。
となっています。
2.映画「マイ・インターン」のあらすじ
ここから、映画「マイ・インターン」のあらすじを書いていきたいと思います。
①ベンがシニアインターンとして採用される
妻に先立たれ、長年勤めていた会社を定年退職して隠遁生活をしていたベンは、日常に物足りなさを感じていた時に「シニアインターン募集」の広告を見かけて応募する。
70歳になるベンは採用された。採用されたのは、ニューヨークのインターネット通販会社「アバウト・ザ・フィット・コム」。ファッション業界の会社で、女社長ジュールズが率いる前衛的な会社だった。
ジュールズ直属の部下になったベンは、最初こそ仕事がなかったが、温和で気配り上手な人柄から、同僚たちの良き相談役になっていく。仕事ぶりが評価された頃から、会社専属のマッサージ師フィオナと恋人関係に。
②ベンとジュールズは心を通わせ始める
ある時、CEOを招き入れないと会社は潰れるというジュールズとキャメロンの話を聞いたベンは、ジュールズの周囲にも気を配るようになった。
ジュールズの運転手の体調不良を見抜き、運転を変わったベンは、ジェームズの秘書ベッキーの代わりに、その後も運転手の代わりを続けることになる。運転手を続ける内に、ジュールズの家庭は、マットが専業主夫となって娘のペイジを育てていることを知る。
気が利きすぎるベンを目ざといと思っていたジュールズだったが、残業中にベンが40年働いた印刷会社が潰れた後、今のジュールズの会社になっていたことを知って驚く。
そんな2人は、お互いに心を通わせはじめ、親友のような関係に変わっていきます。
③悪口メール事件と夫の浮気騒動
ジュールズの推薦で、秘書ベッキーのアシスタントに昇格したベン。
引っ越し先を探していた同期入社のデイビスは、部屋が見つからないため、ベンの家で居候することに。
ジュールズが間違って母親本人に送った悪口メールを消すために、ベン、ジェイソン、ルイス、デイビスの4人は、ジュールズの実家に忍び込んでパソコンのメール履歴を削除する。それ以降、社員とジュールズとの距離も縮んでいった。
ジュールズの娘ペイジの友人の誕生日の日、マットが出席できなくなり、代わりにペイジに気に入られていたベンが付き添いをすることに。
その帰り道、ベンはマットの浮気現場を目撃してしまう。
④マットと仲直りをして蘇ったジュールズ
ジュールズの付き添いで、サンフランシスコへ出張することになったベン。
その夜、ジュールズからマットの浮気の相談をされたベンは、自分が見た事実を打ち明ける。泣き崩れるジュールズは、マットとの関係修復のために、CEOを招き入れることに同意したことを語る。
CEOを決めて地元に帰った翌朝、ベンの自宅にやってきたジュールズは、「夫の浮気のために夢を失っても良いのか?」と告げられる。
あくる日、マットから謝罪されたジュールズは、夫婦関係をやり直す決意をし、結果CEOを引き入れるのをやめた。
そして一番の友人ベンと、喜びを分かち合った。
3.ベンとジュールズの関係性の変化が見どころ
忘れっぽいジュールズが、プライベートまで目ざといベンに嫌悪感を抱く場面があります。部署を変えるように指示した後、やっぱりそれをやめるという気まぐれを起こすのは、問題がありすぎると感じました。
また間違って母親に悪口メールを送って、社員に助けを求めるのも公私混同していると思います。
この女社長、大丈夫かなとハラハラしながら観ていました。
一方ベンは、しっかり者で社員達の相談役に乗ったり、社長に適切なアドバイスを公私に渡って行っています。
ベテランならではの知恵なのでしょうか。素晴らしいなと思いました。
この年の差の離れた異色コンビが、徐々に心を通わせていく過程が面白いです。
まとめ
いかがでしたか。
映画「マイ・インターン」を観て感じたことをあらすじを踏まえて書きました。
本作品に興味のある方は、ぜひ観てみてください。
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